花の描き方

【プルメリアの描き方】花びらをクロックポジションに配置|風車の方向に書く|絵付け教室の先生が解説

プルメリアはキョウチクトウ科のインドソケイ属の熱帯植物です。原産地は西インド諸島、開花は6月~10月。日本では沖縄、小笠原諸島等で見られます。

ラオス等では、花びらの肉厚さからレイアクセサリによく使われています。そして甘い香りのプルメリアは精神面、美容面、健康面にも良いとされている貴重な花です。

香りとして利用されているのは白バナソケイ(白い花の中心が黄色のもの)ですが、乾燥による足のかかとのひび割れ、痛んだ髪のケアにも、またアロマの精油としても使用されています。

精神、美容、健康に良い花と効くと絶対描きたい!となりませんか?効果も抜群・・となると描かない選択はないですよね~~

どう描いたらいいのか?

花びらをクロックポジションに配置して描く。そして花びらの向きは1方向(風車)がいい!。クロックポジションは12時、2時、5時、7時と8時の間、10時です

プルメリアの豆知識

南国を代表する花、プルメリアはどこの国の国花か・・気になりませんか?知りたいですよね~~。

プルメリアを国花とする国は?

「ラオス」です。白い花びらに黄色の縞が入った花色です。ラオスの国ではヘアアクセサリーのモチーフに良くつかわれていて、国を代表する花というイメージはとても強いですね。花びらが肉厚なので、レイメイキングの花として最も良く使われていうる事は広く知られています。

プルメリアの特徴と花言葉

甘い香りが特徴のプルメリアからとれる精油は、エステサロンやリラックスを提供する空間で良く使用されていて、観光旅行の1つのイベントとなっています。

リラックス効果があって集中力がアップするとのこと。

花言葉は「気品」「恵まれた人」「大切な人の幸せを祈る」など身近にひとつ置いておきたいくらい、幸せオーラをいただける花ですね。

花言葉には「気品」「陽だまり」「内気な乙女」などがあります。

 

それでは描いていきましょう!!

プルメリアを描く

花びら5枚、均等に正しく配置されたお行儀のいい花です。花びらは肉厚でシルクの光沢を放ち、静かな上品さがあります。

準備するもの

・紙またはスケッチブック

・鉛筆と細ペンそして消しゴミ(どんな消しゴムでもいいのですが、出来れば先が尖ったもの、私はKOKUYOのノック式で、取り替えが出来るRESAREを使っています。細かい部分が消しやすいのが一番のお勧めです、通常の消しゴムに比べ消す頻度が多い場合は手が汚れなくてとても便利です)

・パステルまたは色鉛筆

鉛筆と細ペンで描く

四角の中に中心をとり5本の案内線を作ります。キッチリ5等分にして下さい。クロックポジションで申しますと12時、2時、5時、7時と8時の間、10時です。

 

画像のように、左側だけに花びらを小判型に作ります。

 

花びらの右側に画像のように楕円に線を引きます、隣の花びらと重なる所で線を終わらせます、風車のような形になったら正解です。

 

細ペンで清書しました(鉛筆部分は消しました)風車のようになっています。

 

プルメリア全体を把握します。

次は色を付けていきます。

プルメリアに色を付ける

パステルは黄色2色とレモン色を準備します。

 

レモン色を全体に、花の中心に黄色の薄い方をいれ、次に濃い色を入れます

花びらの白を出すためにレモン色部分を消しゴムで色を取ります(消しゴムの平らな部分を使います)

 

消しゴムの使い方は、花びら外から中へ(画像のように)。中心の黄色は残します。

5枚の花びらをクロックポジションに配置する関連記事です。

【ヤマブキの描き方】5枚の花びらをクロックポジションに均等に配置|絵付け教室の先生が解説

プルメリア1茎を把握(1茎に花3~8つ)します。

これでプルメリアが書けるようになりました。次は絵付けに参ります。絵付けにご興味のある方は次へお進み下さい。

小さなワイングラスに絵付け・プルメリアを描きました

小さなワイン型のグラスにプルメリアを描きました。人気の形なので描くのも楽しい。

専用の鉛筆で学習したプルメリアをガラスに直接書きます。そして1回目の絵付けをします。この後焼成します。

1回目の焼成が終わった状況です。2回目の絵付けを行いまた窯に入れて焼成→出来上がりです。

ガラス絵付けが出来上がりました。

まとめ

プルメリアの描き方をまとめますね

プルメリアは花びら5枚、均等に正しく配置されたお行儀のいい花です。花びらは肉厚でシルクの光沢を放ち、静かな上品さがあります。

準備するもの

・紙またはスケッチブック

・鉛筆と細ペンそして消しゴミ(どんな消しゴムでもいいのですが、出来れば先が尖ったもの、私はKOKUYOのノック式で、取り替えが出来るRESAREを使っています。細かい部分が消しやすいのが一番のお勧めです、通常の消しゴムに比べ消す頻度が多い場合は手が汚れなくてとても便利です)

・パステルまたは色鉛筆

鉛筆と細ペンで描く

四角の中に中心をとり5本の案内線を作ります。キッチリ5等分にして下さい。クロックポジションで申しますと12時、2時、5時、7時と8時の間、10時です。

 

画像のように、左側だけに花びらを小判型に作ります。

 

花びらの右側に画像のように楕円に線を引きます、隣の花びらと重なる所で線を終わらせます、風車のような形になったら正解です。

 

細ペンで清書しました(鉛筆部分は消しました)風車のようになっています。

この後、色を付けていってください

ここまでお読み下さりありがとうございました。

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HITOMI らら
20代の時から洋食器に関わりフリーハンド絵付けの教室を運営してる ”らら””がその歴史や技術はもちろんの事。絵具、道具、焼成窯に至るまでを伝えていきます。