花の描き方

【スズランの描き方】中心に円を両サイドに半円を・花先を外はねに書く|2つのポイント

スズランと聞くと、白くて小さい花がとても可愛らしく、少しうつむき加減に咲いている姿は本当にキュートで手に取りたくなります、最近はピンクのスズランも出てきましたよね。

通常5~6月に咲く花ですが、早い所の花屋さんでは3月から見られます。切り花や植木鉢にコロンとした花姿のスズラン~は見るだけで本当に和みます

そんな和みを与えてくれるスズランの花、アレンジメントや花束にするのは通例ですが、この花を描いてプレゼントしよう絵手紙に書こう・・は、なかなか簡単には行かないように感じますが、大丈夫!!一緒に書いていきましょう。

描き方はいろいろありますが、ここでは○を配置してぷっくり部分の膨らみを作る描き方ですすめて行きます。

スズランの豆知識

スズランは5月1日生まれの方の誕生花です。フランスではこの日、大切な人へ贈る習慣があり、贈った人も贈られた人もこのスズランで幸せになるとされています。

またフランスの王・シャルル9世が、ご自身の身近な人へ贈った日が5月1日だった、という素敵なエピソードが、伝え継がれています。それを聞くと一層可愛い花に思えて5月1日生まれのお友達に渡したくなりますね。

花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」です。

キジカクシ科の筒状花で花びら6裂、雄蕊6、雌蕊1です。細い茎に壺型の小さな花をうつむき加減に10個前後咲かせ、葉っぱは2枚からなっています。

スズランの雄しべ雌しべの様子を示しました(ぷっくりした中にこんな様子で雄蕊、雌蕊があります)

このページでは分かりやすくピンクスズランを描く事にしました。

スズランを描く

さあ~可愛いスズラン描いていきます

準備するもの

・紙またはスケッチブック

・鉛筆と細ペンそして消しゴミ(どんな消しゴムでもいいのですが、出来れば先が尖ったもの、私はKOKUYOのノック式で、取り替えが出来るRESAREを使っています。細かい部分が消しやすいのが一番のお勧めです、通常の消しゴムに比べ消す頻度が多い場合は手が汚れなくてとても便利です)

・パステルまたは色鉛筆

鉛筆と細ペンで書く

花の型の種類は、壺型に属するスズランですのでぷっくり感が大事です(画像赤


中心に大きく○を作り両サイドには半円を作ります。
ここがぷっくり膨らみが一番大きい部分になります。

次は花びらの先に向かってキュッと
すぼめて花びらの先をおかっぱ頭の外跳ね状態にします。綺麗な外ハネにして下さい。
ここポイントです

 

前記のスズランの向こう側に2枚の花びらを足します。いい感じのバランスになりましたね
これでスズランの可愛い形が認識出来ました。

 

参考にスズラン、1本の茎からいくつか咲いた全体像を書きました、ここに大きなはっぱを付けると完成です

 

細ペンで清書しました

 

茎についたスズランも清書して鉛筆は消しゴムで消します

これで準備が出来ました、次は色付けします

色付けする

初めはピンクを薄く入れます

 

少し濃く入れました

 

一部分を更に濃くして完成です

 

1本のスズランに色付けしました(あふれたパステルの色は全体が出来たら消しゴムで消します)

 

葉っぱも色を重ね、花も薄色から濃くしていき完成です

 

これでスズランを描けるようになったと思います。繰り返し練習すると本当に上手になります。

「ガラスのマグカップに絵付け」スズランを描きました

マグカップに白いスズランを絵付けしました。前記では色の説明がしにくいためにピンクのスズランにしましたが、絵付けの場合はよく見る白色のスズランを描きました。

 

前記で勉強したスズランを直接マグカップに絵付け用の鉛筆で書き、その後絵付け専用の絵の具で色を付けていきます。
絵付けの時の筆の向きは①から⑧に進めると描きやすいと思います。この筆の動きでいくつものスズランを描いて下さい
外ハネ⑤と⑥はポイントです。筆を通常動かす方向と反対に動かします。

 

絵の変化を目指して⑦と⑧の筆の動きはなしで描く。

 

⑦と⑧の筆の動きは有りで描くと絵に変化が出ますので試してみて下さい

 

1茎に沢山ついた花も前記の筆の流れで描いて下さい。

絵付けについての詳細記事は後日にまた書きますね、今少しお待ち下さい

以上でスズランの描き方は終わります。貴方もぷっくり可愛いスズラン描いて下さいね

まとめ

スズランの花描けましたでしょうか、まとめてみますね

花の型の種類は、壺型に属するスズランですのでぷっくり感を込めて描く所がポイント。

 

中心に大きく○を作り両サイドには半円を作ります。ここがぷっくり膨らみが一番大きい部分になります。次は花びらの先に向かってキュッとすぼめます。

 

花びらの先をおかっぱ頭の外跳ねにします。綺麗な外ハネにして下さい。
ここが綺麗に描くポイントです。

ここまでお読みいただきありがとうございました

ABOUT ME
HITOMI らら
20代の時から洋食器に関わりフリーハンド絵付けの教室を運営してる ”らら””がその歴史や技術はもちろんの事。絵具、道具、焼成窯に至るまでを伝えていきます。