冬の花のイメージにアネモネがありますが、開花時期はこの寒い時期の1月から花が咲き誇る5月、冬の時期に華やかな顔を見せてくれるキンポウゲ科の花です。
冬の冷たい風に揺らぎながら美しさ誇るアネモネ、ひらひら~そよいでいます~~
何枚も花びらが重なった八重から、6~8枚の花びらが少ないものまであります。
これって描くと・・・難しいようで実は簡単です。
主になる花びら3~4枚を始めに描き、後は両サイドに付け足していくと綺麗に描けます。
アネモネ豆知識
アネモネはひらひらなびく柔らかな花びらが印象的ですが、そのひらひらの部分て実は萼で、中心のウネウネ、なんとも印象的な部分が花びらです。
良~く見るとうんうんと頷けます。大きな雌しべを守るように雄しべが盛りだくさんについている所です。なんと言ってもアネモネの特徴はここですね。
アネモネはイギリスでは「風の花(ウインドフラワー)」と呼ばれていて、風に吹きさらされてもなお咲く花と言われているようです。
花言葉は「儚い恋」「恋の苦しみ」です。
またプロトアネモニンがふくまれており、アネモネの汁が肌につくと皮膚に炎症を起こすことがあります。花を切るときは十分気を付けましょう。
描いていきます
豆知識も得た所で描いていきます。
準備するもの
・紙またはスケッチブック
・鉛筆と細ペンそして消しゴミ(どんな消しゴムでもいいのですが、出来れば先が尖ったもの、私はKOKUYOのノック式で、取り替えが出来るRESAREを使っています。細かい部分が消しやすいのが一番のお勧めです、通常の消しゴムに比べ消す頻度が多い場合は手が汚れなくてとても便利です)
・パステルまたは色鉛筆
描きます
四角の中に円を描き、その中に花びらを作っていきます。
主の花びらとなる①を作り、両サイドに②のように花びらまるまる1枚ではなく、①の下に隠れている花びら半分の大きさを意識して書きます。最後に③を作り完成です
*もうひとつのコツ(花びらを作っていく時に、画用紙やスケッチブックをクルクル右や左に回しながら書くと花びらがバランス良く仕上がります。正面に正しく置いて書くのとでは、できあがりが全く違いますので、クルクルやって下さい)
大体の花のかたちが書けましたね
鉛筆書きを細ペンで清書します(この時鉛筆は消しましょう)
鉛筆を消して清書し、雄しべを書き込んだら出来上がりです。
花の描き方、「椿の描き方」参考にして下さい
次は色をつけていきます~
色付けする
アネモネに色を付けていきます。
色は3色(ピンク、紫、青)を用意します
細ペンで清書したものに3色を適当に、最初は薄く・・徐々に濃く色付けします
だいぶ濃くなりました。これで完成になります
巻き付けるように葉っぱも付けて完成です。
蕾も書いて色付けしました、色は3色、咲いた花びらの時と同じです、葉は緑2色二なります
蕾の完成です
アネモネ、これで描けましたでしょうか?
あ~や、こ~や画用紙をクルクル回しながら何度か書いてみて下さい。そのうちにバランスのいいアネモネになります。
「透明のカップにガラス絵付け」アネモネを描いてみた
ティーカップに描いてみました。
ちょっと面白いテクニックで描いたものです。ステンドグラスのようなカップ・・・がイメージでした。
前記のアネモネの描き方を、そのままに鉛筆で直接ガラスカップに書き、焼成のあとまず白で色付けをします。
焼成の後再び青、白、ピンクで色付けをします、その後縁書きをして焼成、鱗レースを描いて焼成、金彩をして完成です。全部で5回焼成、窯に入ったことになります。
以上の行程を経て出来上がったテイーカップです。
ソーサーを真上から見てみますとアネモネの形が良くわかりますね
この絵付けの詳細は宿題です、またしっかりブログに書きます。
まとめ
アネモネ描けましたか?まとめますね
・四角の中に円を描き、その中に花びらを作っていきます。
主の花びらとなる①を作り、両サイドに②のように花びらまるまる1枚ではなく、①の下に隠れている花びら半分の大きさを意識して書きます。最後に③を作り完成です
・更にもうひとつのコツ(花びらを作って行く時に、画用紙やスケッチブックをクルクル右や左に回しながら書くと花びらがバランス良く仕上がります。正面に正しく置いて書くのとでは、できあがりが全く違いますので、クルクルやって下さい)
・葉っぱはギザギザに、仕上がりは長細く書きます。
これを更に巻き付けて描くといいでしょう。
以上復習もしっかり出来たましたね^^
華やかなアネモネ楽しんで描いて下さい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。