1月の誕生花にデイジーがあります。1月を代表する花・・とまではいきませんが、1月4日の誕生花です。佇まいが見る側を乙女心にしてくれます。
小さくてコロンとした顔、本当に可愛い~です。なんとかこの可愛さを書いてみたいな~と思っていますが、あなたも書いてみたいと思いませんか?花びらが沢山重なりあって、難しい~~しか印象にありませんが、大丈夫です!
表情豊かにバランス良く描くコツ、簡単デイジーの書き方始めていきます。
まずはデイジーの豆知識
それぞれの国には国花というものがありますが、デイジイーはどこの国の花でしょうか??
デイジーはイタリアの国花です。
国花となった理由はデイジーはイタリア語でマルゲリータといいます、イタリアの19世紀の王妃の名前がマルゲリータ・マリア・テレーザ・ジョバンナ。敬愛の意味で国花となりました。
ちなみにピザのマルゲリータも諸説あるようですが、王妃夫妻をもてなした時に出されてものらしく、関わりはその時代からのようです。
デイジーは和名を雛菊といいキク科の花ですが、葉っぱの形はギザギザしておらずなめらかな長い楕円の形をしています。
デイジーとマーガレットの違い
よく似た花にマーガレットがありますが、それぞれの違いを知っておきましょう
花の形や花芯の捉え方=デイジー10㎝くらいの高さに咲きますが、花の大きさは2~5㎝くらいです。一般的にマーガレットの方が大きい花弁をしていて背丈は1メートルくらいにまでなります。
葉っぱの形=キク科のデイジーですが葉はなめらかなへら型、根元から葉をつけます。一報マーガレットの葉っぱは切れ込みがあってギザギザしていて枝分かれしながら沢山の葉をつけます。
花の開花時期=デイジーは12月~6月、マーガレットは3月~7月、かぶる時期もありますがデイジーの方が寒い時期にも咲いてくれて長く楽しめ、寒さに強い花と言うことになります。
デイジーの花言葉は「平和」「希望」です。年始めのスタートには相応しい花でしょうか・・・。
デイジーについて詳しく知ったところで描いていきましょう
描きます
用意するもの
・紙または画用紙
・鉛筆と細ペン(鉛筆は2B以上の柔らかいもの、細ペンは100均などで売っているもので大丈夫です)
・消しゴム
・色鉛筆またはパステル(私はほとんどパステルを使います)
描きます
四角の中に花びらを作ります。
まず●黄色部分7枚の花びら作ります←これが一番上の花びらになります
次に●緑部分6枚の花びらをつくります←これが一番下の花びらになります
最後に●紫部分2枚の花びらを作ります←これが中間の花びらになります、ここでバランスを見て、もう少し増やすかどうか判断するといいでしょう。
均等ではない左右不対象の花びらができました。
左右不対象は少し難しく感じますが、思い切ってあれやこれや鉛筆を動かしてみて下さい。あなたの感覚がつかむバランスのいい所が見つかります。
書いていくとこんな感じになります
花びらをバランス良く配置したらある程度鉛筆書きを濃くしてみましょう。
そして花芯のブツブツも書き込みます。
細ぺンで鉛筆部分をなぞり清書し、鉛筆部分は消します。
角度を変えて楕円と真横から描いたものも参考にして下さい
鉛筆を細ペンで清書しました
ペン書きしたら鉛筆の線は消しましょう
それでは色付け参ります
色付けをする
花びらに色をいれていきます。薄い黄色、少し濃い黄色、山吹色、茶色3色を用意します。
黄色2色を薄くいれていきます。
山吹色、茶色を入れます、このとき茶色は花芯の周りに入れることを意識します。
花芯の中心を消しゴムで消して、黄緑→緑→黒の順番に、画像を参考に入れて下さい
完成です。
違う角度からのデイジーも参考にして下さい
他にも上達するための花の描き方の記事書いていますので、参考にして下さい。
「透明のマグにガラス絵付け」デイジーを描いてみた
販売用の作品を描いています。あたたかいのも大丈夫なマグカップに3色デイジーを描きました(画像は未完成の状態)
前記の描き方を参考に絵付け専用鉛筆で、ガラスのマグを画用紙と思って、直接書きます。
次に鉛筆で書いた部分に、絵付け専用絵の具で1回目の色を入れます→焼成→始めに色入れした所に2回目の色を入れ線描きします→焼成→全体に○ドットを描きます→焼成となります。
□絵付け専用鉛筆とは・・
デッサンの鉛筆よりかなり軟らかい芯で、焼成したら消えます。
□専用絵の具とは・・
普通の絵の具だと窯に入れて焼成したら消えてしまします。焼成しても消えない特別な絵の具です。特別な絵の具ですのでかなり高価なものになります。
□焼成とは・・
器に描いた絵が洗ってもとれないように絵付け専用の窯で焼き付ける事です。
まとめ
デイジー描けましたでしょうか?
まとめてみますね。
・表情豊かに仕上げるには、均等ではなく左右不対象に花びらを重ねながら配置し書きます。
・細ペンで清書する
・色づけは薄い色から徐々に濃くします。
今回は黄色のデイジーですので、黄色を薄い色から山吹色まで徐々に濃くしていきます。
以上大切なことはバランス、左右対象ではない方が豊かな動きが出せるということがわかりましたね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。