太陽の花「ハイビスカス」は原産国はハワイ諸島のモーリス島です。もうハワイしか浮かばないほどハワイの花、ハイビスカスですよね~~~
ご承知のとおり、ハイビスカスはハワイ州の州花とされ、マレーシアでは国花として知られています。
そして我が国沖縄でも広く咲いています。意外なことに台風の多い土地のため防風林としても利用されているとか・・。
この太陽の花、「ハイビスカス」を描いてみたいと思いませんか?
真っ赤な花びら5枚、縁がヒラヒラ波打っています。このヒラヒラ・・意外にも簡単です。それではハイビスカスの描き方、一緒に見ていきましょう
ハイビスカスの豆知識
ハイビスカスの花はいさぎよい花・・・1日花です。咲いては摘まれ咲いては摘まれ、栄養の循環を繰り返しながら、夏の間私達の目を楽しませてくれます。
暑さに強いというイメージのハイビスカスですが、あまりの猛暑(35度以上)だと弱ってしまうので、日陰やあるいは地植えの場合は風通し良くしてあげましょう。
そして・・靴墨の色を良くするための原料としても使われていて、インドやジャワ島ではシューフラワー(shoe flower)と呼ばれているようです。
ハイビスカスの特徴と花言葉
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の花で、原産国はハワイ諸島。
花色は、赤、白、ピンク、黄色、オレンジなどがあり、5弁の花びらの縁はヒラヒラと波打ち、長く突き出た蕊柱に雄しべ先端に雌蕊を持つ花です。
暑さに強い南国の花ですが、日本のような高温多湿の場合、35度以上の日中は日陰が望ましく地植えの場合は出来るだけ風通しをよくしてあげた方がいいですね。
花言葉は「新しい恋」、一日花と言う特徴からでしょう。また「勇敢」、暑さに負けず咲き、台風の時期にも咲き続けることからこの花言葉が由来とされています。
ハイビスカスを描きます
5枚の花びらが特徴になります、花びらの縁をクネクネ波打つように描き、1枚の花ビラはふくよかに更に花びらを幅広に仕上げます。それでは初めて行きます。
準備するもの
・紙またはスケッチブック
・鉛筆と細ペンそして消しゴミ(どんな消しゴムでもいいのですが、出来れば先が尖ったもの、私はKOKUYOのノック式で、取り替えが出来るRESAREを使っています。細かい部分が消しやすいのが一番のお勧めです、通常の消しゴムに比べ消す頻度が多い場合は手が汚れなくてとても便利です)
・パステルまたは色鉛筆
鉛筆と細ペンで描く
花の中心から5本の案内線を引きます。バランスは目で見た感じで均等でない方がいいです。
5本の案内線に、花びらを広くふくよかに作り、花芯の雄しべ雌しべを作ります(花びらから少し出る感じです)
細ペンで清書しました(清書して鉛筆部分は消しました)花びらの縁はヒラヒラ書きました。
横向きのハイビスカスも描きました。
5本の案内線は①~⑤のように配置して下さい。その後それぞれに花びらの肉付けをします。
花びらの縁はヒラヒラ書き清書して、鉛筆部分を消しました。
次は色付けに参ります。
色付け
花の色付けの前に花芯の蕊の理解を深めましょう
花びらの色付けには3色(オレンジ、濃いオレンジ、赤)のパステルを準備します。
薄い方のオレンジを全体に付けます
濃いオレンジと赤を入れます
花芯部分の黄色と赤で雄しべ、雌蕊を完成させます。
蕾の鉛筆書きから清書して色づけまでを示しました
横からの角度のハイビスカス、清書して磯付けの段階を示しました。
葉っぱの鉛筆書きから清書、色付けまでをしましました。
ここまででハイビスカスを紙面には書くことは出来ました。
次は絵付けです、ご興味のある方は以下へお進み下さい。
小さなワイングラスに絵付け・ハイビスカスを描きました
とても使い勝手のいい小さなワイングラスです。
背が低いので倒れない、ワインをいただくにもちょっとお洒落、見た目にも可愛い~と、人気の190㏄入るグラスです。
グラスの中央に線を引いて、ハイビスカスの花の配置をします。
そして小さなワイングラスに直接、専用の鉛筆で学習したハイビスカスを書いていきます。
専用の絵の具で筆で色を付けていきます、筆の向きは外から中心に向かって1花びらに筆2回、画像のように花びら5枚筆を進めて下さい
5枚の花びらの筆の動きの参考に以下の記事をお読み下さると嬉しいです
実際にグラスに筆を進めたらこんな感じです。後これに茎と葉っぱを描いて焼成します。
1回目の焼成が終わりました。次は1回目と同じく2回目の色付けをします。
2回目の焼成が終わりました、この後台部分にレースを描き、本体のグラス部分には○ドットを描きます→焼成
完成しました。
これでハイビスカスの描き方は終わりました。次にまとめてみますね。
まとめ
ハイビスカスの描き方をまとめてみました。
まず花の中心から5本の案内線を引きます。バランスは目で見た感じで均等でない方がいいです。
5本の案内線に、花びらを広くふくよかに作り、花芯の雄しべ雌しべを作ります(花びら少し出る感じです)
細ペンで清書しました(清書して鉛筆部分は消しました)花びらの縁はヒラヒラ書きました。
この後ここに色を付けて行きましょう。
ここまでできたら、これを絵付けする相手(ガラスコップなど)に書き、色を付けて行きます。
まずは鉛筆と細ペンでしっかり花の形を知り、書いて行くことで絵付けまで進めます。
ここまでお読み下さりありがとうございました。