「つる性の女王」とも呼ばれ、英国ではガーデニングで人気のクレマチス。
私が小さい頃は、おばあちゃんの家の庭にはうわ~と咲いていた記憶があります。日本では「風車草」「鉄線」とも呼ばれ同じ種類にまとめられ、親しまれてきました。
このキンポウゲ科のクレマチスは多年草で季節が変わっても枯れることなく、毎年花を咲かせる頼もしい花です。だからガーデニングに人気なのですね・・・。
好きな光景に、庭のクレマチスを縁側に出てスケッチする姿・・は私です。それほど昔から身近なクレマチス、あたたも縁側に座ったつもりでサクサク~と描いてみませんか?
均等に配置して図形のように、風車のように書けば全く大丈夫!!上手に描けますよ!描く前にまず豆知識を!お花の形や成り立ちを知る事でとても上手く描ける・・間違いないのです。
クレマチス豆知識
私達が見ているクレナチスの花びらは実は葉っぱが変化して出来たもの、花は退化してなくなってしまいました。
一般に花はガク片が支えているのですが、クレナチスにはそのガク片がありません。なので、葉っぱが変化して今の花びらになったという事です、不思議ですね。
花言葉は「精神の美」「旅人の喜び」です。
花びら4枚、6枚、8枚、八重からなり開花は4月~10月です。
クレマチスを描きます
豆知識を得、頭にちょこっと入れた所でクレマチスを描いていきます。
準備するもの
・紙またはスケッチブック
・鉛筆と細ペンそして消しゴミ(どんな消しゴムでもいいのですが、出来れば先が尖ったもの、私はKOKUYOのノック式で、取り替えが出来るRESAREを使っています。細かい部分が消しやすいのが一番のお勧めです、通常の消しゴムに比べ消す頻度が多い場合は手が汚れなくてとても便利です)
・パステルまたは色鉛筆
鉛筆と細ペンで書く
花びら8枚のクレマチスを書きますので、四角の中に8本の線を中心から外に引き、花が円に仕上がるようにアタリ線を丸く書き、準備します。
中心の雄しべ雌しべをざっくり丸く書き、引いた8本の線の両脇にそれぞれ長楕円に肉付けをしていきます。
画用紙をクルクル回しながら出来るだけ均等な花びらを書くように頑張りましょう。
図形を作るように均等に花びらを作る・・←ポイント1・・の意識を忘れずにね!
クルクルしながら花びらの形になれてきたところで、少ししっかり鉛筆で花びらを書きます。
この時に①花びらの先がとがっていること②花びらの縁がヒラヒラ緩やかに波打っていること・・←ポイント2・・注意点です!
細ペンで清書します(鉛筆は消しゴムで消して下さい)
花を違う角度で書いてみました
細ペンで清書します(鉛筆は消しゴムで消す)
クレマチスに色付けする
色付けします、ここでは青、紫、ピンク赤3色でつけていきます
1回目の色づけは3色アトランダムにパステルの粉をちりばめて薄くつける
もう一度、今度は濃く色を付ける。
花心部分を消して、雄しべ、雌しべに色付けします
完成です
花びらの作り方で参考になる記事です。ご覧に下さい
「ビールグラスに絵付け」クレマチスを描きました
クレマチスのつる性を強調して描きます。絵付けの流れを簡単に解説しますね。
絵付けの花びらの筆運びと出来上がりまで
1.ガラス専用の絵の具でデッサンをするようにグラス全体に黒色で書きます→焼成します
■黒色でグラスにデッサンするときの注意点■
注意点1 図形を作るように均等に花びらを作る
注意点2 花びらの先がとがっていること、花びらの縁がヒラヒラ緩やかに波打っていること
①~⑧まで順番に進んで下さい、1花びらに筆2回入れて下さい。
例えば① 外から中心に筆を運びますが、花びらの先から筆の穂先でゆっくり入って、グッと筆の腹を使いながら中心に向かいます、目は中心を見ながら徐々に筆の腹を使った筆を緩めながら、ゆっくり中心に着地します。
この時の花びらは全て色が埋まってないはずですのでこの筆運びをもう1回行います。綺麗な1枚の花びらが出来上がります。
これを8枚、筆運び回数は合計16回行います。
それでは描いて参りましょう~レッツゴー~~
2.ガラス専用の絵の具でピンク、紫のクレマチスに色付けします→焼成
3.ガラス専用の絵の具で2.と同じように色付けします(この時の絵の具は1.の時より少し濃いめのものを使います)→焼成
完成です。
まとめ
クレマチス描けましたでしょうか?まとめてみますね。
花びら8枚のクレマチスを書きますので、四角の中に8本の線を中心から外に引き、花が円に仕上がるようにアタリ線を丸く書き、準備します。
中心の雄しべ雌しべをざっくり丸く書き、引いた8本の線の両脇にそれぞれ長楕円に肉付けをしていきます。
画用紙をクルクル回しながら出来るだけ均等な花びらを書くように頑張りましょう。
図形を作るように均等に花びらを作る・・←ポイント1・・の意識を忘れずにね!
クルクルしながら花びらの形になれてきたところで、少ししっかり鉛筆で花びらを書きます。
この時に①花びらの先がとがっていること②花びらの縁がヒラヒラ緩やかに波打っていること・・←ポイント2・・注意点です!
以上の2点に注意して勧めて行くと描けるようになると思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。